アニメ版鬼滅の刃　主題歌集

竈門炭治郎 立志編

「紅蓮華」

歌：LiSA、作詞：LiSA、作曲：草野華余子、編曲：江口亮

LiSAが贈るオープニングテーマ。

LiSAは日本の女性歌手。デビュー後の楽曲の半数ではLiSA自身が作詞も手掛けている。声の音質の幅が広く、聞き手にもっと聞きたいと思わせてくれるような歌唱力が魅力のシンガーだ。
草野 華余子は歌手であり作詞や作曲も行う。どちらも手を抜かないポリシーを持っている。
江口亮はStereo Fabrication of YouthのVo.兼Gt.を担当している。現在は作詞家、作曲家、編曲家としても活動し、LiSAの他にいきものがかりやポルノグラフィティなどの楽曲アレンジも担当している。

各配信ストアのデイリーチャートで38冠を記録。アニメ歌手によるデイリーDL数が最高記録となり、オリコンでは2.4万DLの時に1位にランクイン。その後も5.3万DL時にも１位を記録し、連続での１位獲得はアニソン歌手では初という快挙を達成。

「from the edge」

歌：LiSA、作詞・作曲・編曲：梶浦由記

FictionJunction feat.LiSAが贈るエンディングテーマ。

FictionJunctionとは、梶浦由記のソロプロジェクトの呼称である。基本は梶浦一人で曲を制作するが、レコーディングなどに参加するVo.やミユージシャンはFictionJunctionの固定メンバーではない。今回はそこにLiSAが抜擢されたということだろう。

「竈門炭治郎のうた」

歌：中川奈美、作詞：ufotable、作曲・編曲：椎名豪。

椎名豪 featuring 中川奈美による第19話挿入歌。

椎名豪は作曲家であり、テイルズ オブ ファンダム Vol.2のOP曲やED曲など様々なゲームやアニメの曲を制作している。鬼滅の刃では劇伴制作として関わっている。
中川奈美は、ナレーター・声優として活動しつつ、収録・ステージで歌を担当する。鬼滅の刃では、サブタイトルが流れる声など、数々のシーンにコーラスとして参画している。
作詞のufotableは、鬼滅の刃を制作する日本のアニメ制作会社。以外としてはGOD EATERやFateなども手掛けている。

無限列車編

「明け星」

歌：LiSA、作詞・作曲・編曲：梶浦由記

無限列車編のオープニングテーマ。

LiSAの20枚目のシングルであり、「明け星/白銀」の両A面シングルでもある。作詞作曲にLiSAが関わらないシングルは『ASH』以来4年ぶり。

「白銀」

歌：LiSA、作詞・作曲・編曲：梶浦由記

無限列車編のエンディングテーマ。

前述の「明け星/白銀」両A面シングルの片方。期間生産限定盤と通常盤でリリースされ、限定版は書下ろしジャケット仕様で鬼滅の刃映像を収録したDVDが付いてきた。

「炎」

歌：LiSA、作詞：梶浦由記・LiSA、作曲・編曲：梶浦由記

無限列車編最終話のエンディングテーマ。
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編の主題歌。

鬼滅の刃の代表曲と言っていい。鬼滅の刃と言えばこの曲。
同映画の記録的大ヒットも含め、社会現象を巻き起こすなど話題となった。LiSAの17枚目のCDシングルとして発売。第62回日本レコード大賞大賞受賞曲。ストリーミング累計再生回数は3億回を達成なお伸びている。

遊郭編

「残響散歌」

歌：Aimer、作詞：aimerrhythm、作曲：飛内将大、編曲：玉井健二・飛内

遊郭編のオープニングテーマ。

Aimer（エメ）は日本の女性歌手、作詞家である。作詞のaimerrhythmもAimer本人だ。「残響散歌」は両A面の20枚目のシングル「残響散歌/朝が来る」として発売された。
飛内将大は様々な形で音楽と関わっており、ゴスペラーズや中島美嘉などの楽曲にも参画している。Aimerとの付き合いは短くないようだ。
玉井健二もYUKIやJUJUの楽曲など、幅広く音楽プロデューサーとして活躍している。

「朝が来る」

歌：Aimer、作詞・作曲・編曲：梶浦由記

遊郭編のエンディングテーマ。

Aimerの両A面の20枚目のシングル「残響散歌/朝が来る」の片方。
初週4.4万枚販売がオリコン週間シングルランキングで1位を記録した。

刀鍛冶の里編

「絆ノ奇跡」

歌：MAN WITH A MISSION × milet

2023年放映の刀鍛冶の里編の主題歌は、この「絆の奇跡」に決まった。今までのLiSAやAimerの曲と比べるとインパクトが薄い気もする。刀鍛冶の里編が男性パートと女性パートで別れるので、歌い手も男性女性両方居るように作り、感情移入しやすいような意図があったらしい。

「コイコガレ」

歌：MAN WITH A MISSION × milet

絆の奇跡と同じく刀鍛冶の里編のEDテーマ。恋柱の蜜璃をテーマにして曲が制作されている。とはいえ、無一郎や玄弥を感じさせる歌詞もあり、今回の刀鍛冶の里編をよく吟味していると言える。前評判こそ良くなかったが、回が進むにつれて馴染んできた歌い手だろう。